日陰暮らし

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強迫性障害の悪化と暴露療法という治療法。

僕は強迫性障害という精神病を患っている。それも重度の。
この病気と付き合ってかれこれ6年程になる。文字に起こしてみるとかなり長い。

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/

不合理な行為や思考を自分の意に反して反復してしまう精神疾患の一種である。強迫神経症とも呼ばれる。同じ行為を繰り返してしまう「強迫行為」と、同じ思考を繰り返してしまう「強迫観念」からなる。

 

強迫性障害という病気で一括りにされているが、症状としては様々。

「扉の鍵をしっかり締めたか必要以上に気になる」。

「汚れている様な気がして、手を何度も洗ってしまう。いわゆる潔癖症」。

「右手で触ったものは、必ず左手でも触らないと気が済まない」というものまである。

他にも数えきれない程あるのだが、とにかくこれらの様に些細なことが必要以上に気になってしまう病気を総称して強迫性障害というのだ。

 

僕自身の経験から言うが、強迫性障害の症状は、時間を経て悪化していく。放っておけば軽くなるなんてことは絶対に無い。予兆を感じた時点で早々に対処する必要がある。

僕も病院で医師から薬貰いながら助言を受けているが、最近暴露療法というものを勧められた。

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/

暴露療法とは、不安障害に用いられる行動療法の技法である。この技法では、不安や苦痛を克服するため、患者が恐怖を抱いている物や状況に対して、危険を伴うことなく直面させることとなる。全般性不安障害社会不安障害強迫性障害PTSD、特定の恐怖症などの障害の治療について、さまざまな研究においてその有効性が裏付けれらている。行動主義と行動療法に起源を持ち、認知の理論を取り込み発展してきた。

 

僕の場合潔癖症に近い症状なので

「必要以上に手を洗わない」。

「物が汚れた気がしてもアルコールティッシュで拭かない」。

といった感じだ。

 

正直「そんなことが出来るのならとっくに強迫性障害なんか治っている」と思うのだが、それを逆からやってのけろと言うことだろう。楽しくなりたければ笑え理論」だ。

 

僕もこれまで色々試してきたが、大した効果は無く重度と言えるところまで悪化してしまった。結局最終的にはこの方法しか無いのだと思う。

 

僕のように悪化させれば、それだけ病気と直面する時の恐怖も増す。まだ軽度の人たちは出来る限り病気が大きくなる前に病気と真っ向から戦って欲しい。